【重要】Trend Micro Deep Security におけるウイルスパターンファイル 11.877.00 へのアップデート後に発生した問題について



[公開日時: 2015 年 8 月 27 日 00:00]
[最終更新日時: 2015 年 9 月 29 日 11:00]

Trend Micro Deep Security (以下、DS) において、以下の事象が発生する問題がありました。

■ 事象概要

ウイルスパターンファイル 11.877.00 へのアップデート後、以下事象が発生する場合がありました。事象の発生は Deep Security Virtual Appliance (以下、DSVA) でのみ報告されていますが、Linux 版 Deep Security Agent でも事象が発生する可能性があります。

  • DSVA の CPU 使用率が定常的に高騰する
  • 保護対象の仮想マシンのステータスが「不正プログラム対策エンジンがオフライン」になる
  • DSVA 内の ds_am プロセスが定期的にクラッシュする

ウイルスパターンファイル 11.877.00 がアップデートサーバで公開された時刻は 2015 年 8 月 26 日 (水) 12:40 頃 (日本時間) となります。本事象は、2015 年 8 月 26 日 (水) 23:10 頃 (日本時間) に公開したウイルスパターンファイル 11.879.00 (以降) へアップデートすることで回避しております。

■ 対象製品・コンポーネント/バージョン

  • 対象製品・コンポーネント : DSVA および Linux 版 Deep Security Agent
  • 対象バージョン : 9.5/9.6

■ 事象の原因

本事象は、対象製品の不正プログラム対策機能に固有の実装と、ウイルス検索エンジン (VSAPI) 9.8 およびウイルスパターンファイル 11.877.00 間の互換性の問題に起因して発生しておりました。そのため、本事象の発生は対象製品に限定されます。

■ 再発防止策

本問題に対する製品側の修正を、以下リリースにて行います。

  • DS 9.5 Service Pack 1 Patch 2 : 2015 年 11 月頃公開予定
  • DS 9.6 Patch 1 : 2015 年 11~12 月頃公開予定 (DS 9.6 は 2015 年 10 月に日本でリリース予定です)

■ 製品サポート

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