スマートスキャンパターンが更新されていない事象について
[公開日時:2015/03/24 (火曜日) 16:00]
ウイルスバスターコーポレートエディション(以下、ウイルスバスターCorp.)とTrend Micro Control Manager(以下、TMCM)が連携している場合、スマートスキャンパターンファイルの更新がされていない場合がありますので、ご確認をお願いします。
■発生する事象
ウイルスバスターCorpサーバが、TMCMからスマートスキャンパターンを更新できない。
■対象バージョンおよび条件
以下条件すべてに合致した場合が該当します。
- ウイルスバスターCorp.クライアントの検索方式に「スマートスキャン」を使用
- スマートスキャンのクエリ先として、以下のいずれかをご使用
- ウイルスバスターCorp.11.0
- ウイルスバスターCorp.10.6 Service Pack 3 Patch2 Critical Patch 5712以降
- Smart Protection Server 3.0
- TMCM 6.0 Service Pack 1を未適用
- スマートスキャンパターンのアップデート元をTMCMへ変更
ファイルレピュテーションサービスアップデート元が「その他のアップデートサーバ」になっており、かつそのアップデート元を、TMCMに指定している
条件および確認方法詳細は、以下FAQをご確認ください。
スマートスキャンパターンが更新されていない事象について
■事象詳細
上記条件に合致する環境でご使用の場合、ウイルスバスターCorp.サーバは最新のスマートスキャンパターンに更新ができず、ウイルスバスターCorp.クライアントからクエリーリクエストがあった場合、古いパターン情報を元に結果を返します。
その結果、最新のスマートスキャンパターンに追加されたマルウェアの検出が行えておりません。
■原因
ウイルスバスターCorp.11および10.6 Service Pack 3 Patch2 CP5712ではスマートスキャンパターン2.0へ対応をしております。しかし、TMCM 6.0は Service Pack 1よりスマートスキャンパターン2.0へ対応しているため、TMCM 6.0 Service Pack 1を未適用の環境からは、スマートスキャンパターンが更新ができないためです。
■暫定対応策
ウイルスバスターCorp.またはSmart Protection Serverがインターネットへ接続できる環境の場合、スマートスキャンパターンのアップデート元を「トレンドマイクロアップデートサーバ」へ変更します。
■恒久対応策
TMCM 6.0 Service Pack 1以上をご使用ください。
TMCM 6.0 Service Pack 1の適用方法は下記FAQをご確認ください。
Trend Micro Control Manager 6.0 Service Pack 1 (build 2250)の概要および適用方法
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