Deep Discovery Email Inspector 2.1 Critical Patch 1279 を適用していない環境で発生するシステム不具合について
[公開日時: 2016年5月31日 11:00]
Deep Discovery Email Inspector 2.1 (以下DDEI) Critical Patch 1279 を適用していない場合、
システム不具合が発生することを確認しています。
■ 発生する不具合の詳細
- DDEI 管理コンソールに正常にログインできなくなる
- DDEI マネジメントコンソールに正常にログインできなくなる
- DDEI のシステム系のログが正常に出力されなくなる
- メール検索機能が正常に動作しなくなる
■ 原因
DDEI のレポート作成、ファイルエクスポートなど UIの操作時に
エラーログが大量に出力されてしまう不具合が原因となります。
このエラーログが出力されると /opt の使用率が急激に上昇し、
/opt を占有する場合があります。
/opt 配下には DDEI のアプリケーションモジュールが保存されているため、
これらが正常に動かなくなりDDEIの稼働全体に影響を及ぼすことがあります。
■ 対処方法
Critical Patch1279 の適用によってログローテーションの
仕様と出力先ディレクトリが変更され、この不具合は解決されます。
※以下は Critical Patch1279 Readme からの当該不具合の修正部分の抜粋
------------------------------
HotFix 1277
-----------
問題3:
パーティションのディスクスペースが、Apacheやそのほかの内部モジュールで生成さ
れたエラーログで占有されてしまうことがある問題
修正3:
本HotFixの適用後は、Apacheやそのほかの内部モジュールで生成されたログの
ログローテーションメカニズムが最適化され、この問題が修正されます。
------------------------------
HotFix 1227
-----------
機能:
本HotFixの適用後は、ログローテーション機能がアップデートされ、すべてのログ
ファイルが定期的に、または設定した容量を超えた場合に、ログのローテーション
が行われるようになります。
------------------------------
■ 修正プログラムの入手先
Critical Patch1279 はこちらからダウンロードいただけます。
ご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターまでお問合せください。
お問合せ方法は、こちらをご確認ください。
今後とも弊社製品をご愛顧くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。